5月半ばなのに風が冷たい金曜日の朝だった。5時を過ぎると陽が射してきた。三脚を設置し、アングルを決め、貨物列車を数本撮影して本番を待つ。6時過ぎ。お目当てのサンライズエクスプレスは、斜光線を浴びながら定刻通りに現れた。夏の朝練。しばらく癖になりそうだ。
5月2日、約一ヶ月ぶりに市原を訪ねた。ほぼ田植えも終了した様子を車窓から眺めながら里見駅に到着。駅からしばらく歩く。坂道を登りながら期待と不安でドキドキしながら「それ」の方向を見ると・・・。いた!今年も元気に泳いでいてくれた。爽やかな風と光を浴びながら列車を待つ。やがて現れた列車をパチリ。この日はいい撮影行になったのは言うまでもない。