東武鉄道から、来年夏のSL列車復活に向けて、四国から客車が到着した旨の発表がありました。 9月28日〜29日にかけて、四国からはるばる客車が輸送されました。 牽引機は今年4月に特急色に復元の上で全検出場を果たした、EF65 2139号機。 往年の寝台特急瀬戸風のヘッドマークを掲げ、白昼堂々と東海道線を東上してくる様がSNSで続々と報告されました。 「これは見たい」 当日は運良く明け番の日でしたので、これの迎撃を決意。 「せっかく撮るなら夜がいい」 と思慮し、日没後に勇躍出撃したのであります。
大磯駅で機関車中心に撃った後は、編成を撮るべく辻堂駅に移動。 一般の方の「何が通るんですか?」攻撃を交わしつつ、その時を待ちます。 20時過ぎ。 ついに現れた譲渡回送列車。 自動車に被られかけたものの、日頃の鍛錬の成果を発揮し、無事に迎え撃つことができたのであります。 国鉄14系特急型客車の最後の本線走行をこのような形で実現していただけたことに、東武鉄道、JR四国、JR貨物をはじめとした関係者の皆様に感謝いたします。